受験生の勉強時間

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受験生の勉強時間は、どうしたらいい?

受験生の勉強時間というと、1日8時間とか10時間とか、すごい人になると16時間や18時間といったケースまであったりします。

 

しかし勉強法の大前提として、長い時間、学習しさえすれば、それだけ試験の合格に近づくというわけではありません。中学生や高校生、大学生、また資格試験を目指している社会人というように、いろいろな人たちが学習に取り組んでいます。そういった人の中には、短時間しか勉強していないのに、志望校に進学できた人もいます。東大受験生の勉強時間は、一般的には10時間以上が必要ですが、なかには1日3時間だけで、しかも3か月前から受験勉強をはじめて、見事第一志望の東大に合格してしまった人もいます。

 

もちろん、1日4時間とか5時間で東大や京大、慶大、早大に合格できる人というのは、もともとIQが高かったり、偏差値も高いということもあるでしょう。そのほかには、小学校・中学校での知識レベルの土台がすでに違うというか、脳を効率的に使うすべ(=効率的な勉強のコツ)を、無意識のうちに知っていたともいえます。つまり先天的な脳力の差と、後天的な努力という、ほかの人にはない2つの力があったからこそ、1日3時間、勉強しただけで東大などの難関私立大学に合格できたのだと思われます。つまり偶然受かったとか、そういうことではなく、簡単に受かってしまう人には、それだけの原因や理由があるのです。

 

反対に、勉強がなかなかはかどらない、偏差値が40や50程度だ、という人は、それだけの脳の回転であり、勉強法のコツを知らないからといえます。受験生で勉強時間が長い人は、頭の回転が速くないことを自覚しているから、そのぶん、長時間の勉強で補っているともいえます。

 

スポーツの分野でも、天才は一部の人間だけです。
たいていの人は、長時間の血のにじむような練習時間が必要不可欠です。それが道理でしょう。しかし、効率を良くすることによって、今まで8時間の練習が必要だったのが、6時間や5時間で済むようになる・・・それは十分に可能です。それは資格試験の学習や受験勉強においても、そのまま当てはまるのではないでしょうか?

受験生が勉強時間を気にするのはナンセンス?

受験生が勉強時間を気にして、それによって勉強した気になるのは、ある意味ナンセンスといえないでしょうか?

 

まず、人と勉強時間を比較することが矛盾しています。ある人は、学校の授業や予備校の講義までふくめて、「勉強時間」と称しているのかもしれません。また、ある人は、自宅学習だけを勉強時間と言っているのかもしれません。ですから単純に比較することには無理があるのです。

 

しかも人によって、連続で1時間や2時間、あるいは3時間、かためて勉強することが得意な人もいれば、細切れ時間に集中するほうがいい、という人もいます。連続で勉強する人は1日の総勉強時間がすぐにわかりますが、こまぎれ時間を活用している受験生は、ストップウォッチで計測するしかありません。

 

受験の勉強時間はもちろん大切だけれど、それだけにこだわって、中身がすかすかの勉強内容になってしまったら、それこそ本末転倒です。机に向かって過去問を解いているようでいて、考え続けて、いっこうに身につかない。テキストを時間をかけて熟読しているようでいて、その実、全然先へ進まず、同じ箇所を何度も読んでいる。・・・これでは、効率的な勉強法とはいえません。

 

勉強効率を上げれば、受験生の勉強時間が短縮できるだけではなく、身に付く量も格段にアップします。短い時間の勉強で済むからこそ、長時間だらだら学習している受験生よりも、成績がアップし、偏差値も上がっていくといえます。

 

速読をすると、ゆっくりと読むよりも、速く概要の理解ができ、かえって本の内容が把握できるものです。それと同じく勉強においても、時間を区切って緊張感をもって取り組むほうが、じつは勉強の内容はしっかりと身に付くものなのです。

睡眠や休憩も大切

受験生は、えてして勉強時間ばかりに気を取られがちですが、じつは休憩することも学習のうちです。
これにピンときたかたは、脳科学の知識がある人です。

 

人は勉強内容を、休んでいるときや睡眠中に整理しています。
うまくいかなかったことが一晩寝ることによって、格段に上達したという経験をお持ちのかたは多いでしょう。それは睡眠中に、記憶の整理とシナプスの強化が行われているからです。これは、休憩したり睡眠を取ったりしないと、なかなかできないのです。とくにノンレム睡眠中は、脳の活動が低下します。このときに神経細胞レベルで、大規模な配線のつなぎかえ作業が行われています。

 

心理学では「レミニセンス効果」といって、ある程度、時間をおいたほうが思い出しやすくなるという現象が知られています。そういうことからいえば、徹夜の勉強や一夜漬けは、もっとも思い出しづらい勉強法なのです。勉強したら、ある程度時間をおき、記憶を寝かせる。そして再度、学んだことをリハーサルして繰り返す。これでこそ、長期記憶になっていくわけですね。

 

ですから東大受験生で1日18時間勉強しています!といっても、あまりほめられたものではありません。
記憶の定着を促すには、もう少し勉強時間を減らしたほうがいいかもしれません。本人にしてみれば、猛勉強することによって受験への不安から解放されるのかもしれませんが、そういった不安は、実際の模試(模擬試験)の結果で解消するべきです。

 

記憶の特質として、1日のうちに、あまりに多くのことを詰め込みすぎると、午前中や昼ごろ学んだ記憶が干渉を受け、薄れてくる危険があります。私にも経験があります。資格試験の合格を目指して勉強していたころ、1日の大半を勉強に充てていました。しかし、夜に勉強していると、せっかく学んだ昼ごろの知識が薄れてくるような気がしたものです。これには、きちんとした理由があったのですね。

 

せっかく覚えた勉強内容を忘れないためにも、記憶の干渉を避けるためにも、勉強をあえて中断して、明日にまわす。これが大事ではないでしょうか?この勉強法は、「ツァイガルニック効果」といって、翌日の勉強を始める際のモチベーションにもなります。テレビでも、いいところでCMに入ると、ついCMを見てしまいますよね?ドラマでも、いいところで終わるからこそ、次回が待ち遠しくなります。それと同じように、あえて勉強の途中で中断するのです。受験生の勉強時間の正解がここにあります。

 


 

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編集後記

受験生の勉強時間を語るとき、忘れてはいけないのは睡眠時間との兼ね合いです。勉強時間が18時間とかになってくると、睡眠のテリトリーを犯し始めます。しかも始末が悪いことに、睡眠ぎりぎりまで学習していると、脳が交感神経バリバリのモードになり、ドーパミンやノルアドレナリンが分泌されてモノアミン系が優位に傾き、そのあと寝ようにも寝れなくなります。こうして猛勉強しようとしたものの、結局は三日坊主で終わってしまうことにもなりかねません。
16時間や18時間勉強したあとに、スムーズに眠れたとしても、このようなスケジュールは、けっしてオススメできません。なぜなら勉強と食事と睡眠だけの生活では、おそらく運動をまったくしていないでしょう。そうなると、どんどん筋肉が痩せ衰えていきます。その結果、脳への血流が悪くなり、勉強効率の低下につながっていきます。人間の体は、脳とそれ以外の部位というように、分けることはできません。体に流れているものと同じ血液が、脳内にも流れ込みます(もちろん血液脳関門というシステムはありますが・・・)。
現役の中学生であれ高校受験生であれ、大学受験生であれ、センター試験を目指している浪人生であれ、勉強時間だけにこだわらないことが大切です。大事なことは時間ではなく質です。たとえば速読や速聴を身に着けることによって、同じ時間であっても、大量のことを学ぶことができます。要は、こちら側の頭の回転いかんであり、集中力や思考力、理解力がマックスの状態かどうかなのです。なので、もしも勉強時間を多く確保したいのなら、質の高い状態で、それを実現することがポイントといえるのです。人間の集中力は60分から90分程度しか続きませんから、60分勉強したら15分休憩する。そして、また学習する。このリズムで集中してこそ、質の高さと量の両立が図れるのではないでしょうか。

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