勉強に集中する方法

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勉強に集中する方法と秘訣

勉強に集中する方法がわかれば、いつでも好きなときに、自分の脳の状態をコントロールできるようになります。

 

休憩時間はリラックスして楽しめるし、ここぞという大切なときには、脳力を全開にして、最大限の集中力を発揮できるようになります。これは中学・高校・大学の受験を目指している人、資格試験の合格を目標にしている人のみならず、スポーツでいい成績を出したい人にも必要な能力です。

 

人が集中できるときというのは、たいていリラックスしているものです。
空手や剣道をご存じのかたはわかると思いますが、緊張していては、ここぞというときに、最大限の力を発揮できません。出遅れてしまいます。相手に向かい合っているときは、必要以上に緊張せずに、リラックスする。そして攻撃するさいは、一気に集中力を高めて打突する。スポーツでも勉強でもいっしょです。

 

勉強に集中する方法は、音楽(曲)や食べ物(サプリメント)、自宅の部屋の色を変える・・・というように、いろいろな工夫ができますが、もっと根本的な対策法をご紹介します。

 

学習で集中力を発揮するには、つねにリラックスしていることが理想です。
勉強に集中できないという人は、苦手意識から、非常に緊張した状態にあります。このとき脳はベータ波になっています。これは、いらいらモードであり、気が散っている状態。ですから、まずは軽く目を閉じ、脳波をアルファ波にしましょう。背すじを伸ばして、大きく深呼吸します。これだけで気分がリラックスしてきます。

 

また息を大きく吐くと、副交感神経が優位になるので、心身ともにリラックスしてきます。
このときは脳波はアルファ波となり、すぐにでもシータ波へと移行できるスタンバイ状態です。シータ波は、記憶の司令塔である海馬から発せられる脳波。シータ波がでているときこそが、最大限の集中力を発揮できているときなのです。

シータ波を出して、最大限の集中力を発揮!

では勉強で集中する方法として、シータ波を出すためには、どうすればいいかです。
この脳波が出ているときは、海馬の調子が絶好調の時。このときは、最大限の記憶力と集中力を発揮できるので、シータ波を出すことが勉強法と学習方法の秘訣ともいえます。

 

シータ波を出すには、前項のように、まずは目を閉じ、腹式呼吸などで息を整えるという方法が、まず一つあります。これは、リラックス→集中という2段階アプローチです。この方法でも、別に悪くはないのですが、これが拡大解釈されると、「まず、ゲームを楽しんでリラックスしてから」とか、「まず、好きなドラマを観ながら、おいしいケーキを食べてから」といったように、「勉強を後回し」にする悪い習慣がついてしまう危険性があります。

 

ですから、そういった癖がある人は、普段のいらいらした、気分が乗らない状態(=ベータ波)から、いきなりシータ波に持っていく方法を知る必要があります。ベータ波からシータ波に移行するコツには、以下のようなものがあります。勉強で集中する方法としては、最短で達成できるやり方です。

 

  • 締め切り効果を活用する
  • 場所を移動する
  • 作業興奮を活用する

 

ほかにも、いろいろな集中力アップ法、勉強の集中法がありますが、ここでは3つに絞ってご紹介します。

時間制限を設けて集中力をアップ!

勉強に集中する方法として、「締め切り効果」を活用するやり方があります。
試験前になると、いつもより集中力を発揮して勉強できるのは、期限がもうけられているからです。また、テストの最中にも最大限の集中力を発揮できるのは、60分とか90分という時間制限があるからでしょう。

 

この現象は、脳科学的にいうと、期限を切ることにより「適度な緊張感」が生まれます。
そうすると大脳辺縁系にある扁桃体が興奮するので、海馬のLTP(長期増強)を促進。そのため海馬からシータ派が発生して、記憶しやすくなるのです。ただ、「適度な」ということろがミソで、「過度な緊張感」になってしまうと、コルチゾールの作用により、逆に海馬が委縮して、頭が真っ白になるという現象が起きます。試験前に、いつもよりも勉強がはかどって、記憶力が増強したように感じるのは、「適度な緊張感」が、扁桃体→海馬というルートで、脳を活性化させるからです。

 

喫茶店やファミレスで勉強がはかどるのは、「人から見られている」という「適度な緊張感」が生じるためです。そのため扁桃体→海馬というルートでシータ波が高まり、勉強の集中力を高めることにつながるのです。

 

さて、締め切り効果を、ふだんの勉強計画にも組み込めば、つねに最大限の集中力をもって、家庭学習・自宅学習に取り組むことができます。締め切り効果のメリットは、たんに集中力を発揮できるだけではありません。勉強の質が高まるということは、勉強時間が少なくなるということです。そうなると、好きなことができる自由時間が増えます。そうなると、勉強の疲れを取り、ストレス解消までできるのです。

 

ふだん、だらだらと3時間、勉強している人は、「2時間しか勉強しない」などと決め、その時間は机にしがみついて頑張りましょう!いつもよりも、多く進められるだけではなく、記憶力も高まって、どんどん覚えられるはずです。その2時間のあいだは、パソコンもテレビも携帯のメールも、また余計なホームページも見ないのです。もっと短縮して、1時間半だけ頑張ると決めてもいいのです。

 

これには理由があります。人間の集中力の限界は90分といわれています。学校の授業や大学の講義でも、これ以上の時間行わないのには、理由があったのです。ですから、人の集中力の特性を考えると、2時間集中するよりは90分で1セットとしたほうがいいかもしれませんね。

体を動かし、場所を移動して集中力を高める方法

勉強に集中する方法としては、シータ波(θ波)を出すことです。
そのためには、締め切り効果のように時間を操作する方法のほかに、空間を操作する勉強の仕方があります。

 

これは難しいことはなにもなく、ただ場所を移動すればよいのです。
いつも同じ、自宅の勉強部屋ではなく、たまには図書館や進学塾(明光義塾など)、喫茶店・・・といったように勉強の場所を変えます。そうすることによって、記憶の中枢である海馬から、シータ波が発生しやすくなります。ということは最大限の集中力と記憶力、思考力、理解力で勉強を進められるわけです。

 

お気に入りの場所のレパートリーを、たくさん持っておけば、試験勉強や受験勉強のマンネリ化を防ぐ効果もあります。ただ、家族団らんの居間で、みんながテレビを観ている場所などは避けるようにしましょう。気が散るような場所だけはタブーです。また、たまには友達と一緒に勉強してみたり、明光義塾のように、仕切りで区切られた空間で学習することも有効です。

 

場所を移動するということには、もうひとつの意味があります。
それは体を動かしている最中には、シータ波が発生しやすいという事実です。もっとも活用しやすい瞬間は、歩いているときです。通勤・通学にけっこうな時間がある人は、そのときこそ記憶力がマックスなのですから、暗記するチャンスなのです。

 

部屋の中で、このやり方を活用するには、勉強部屋をぐるぐると歩きながら、英単語を暗記する。それが面倒なら、座っているよりも立っているほうが記憶しやすくなります。本屋では、けっこう知識が入ってきますが、これにはシータ波もかかわっています。立っているときは、座っているときよりも、足の筋肉が多くの血液を脳へと押し出すので、脳が冴えてきます。

 

長い文章を読むことを、ウォーキングのときに行うと、文字が動いて読みづらく、それが目に負担をかけてしまいます。そういう習慣があると、目の調節機能に異常がでてきて近視をまねく危険があるので、体を動かすときには、英単語や歴史の年号、事件名など、単純なものにしておきましょう。

 

「作業興奮」を活用する方法については、勉強のモチベーションを上げる方法のページにある、「とりあえず勉強を始める」を参照してください。作業しているうちに、だんだんとやる気になってくるという「勉強に集中する方法」です。

 


 

■効率的な勉強法を身につける方法とは?
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編集後記

勉強に集中する方法のひとつに、場所を変えるというテクニックがありますが、これは海馬の場所細胞(場所ニューロン)がかかわっています。ラットをつかった実験では、場所によって、海馬で活性化する脳細胞の部位が違うそうです。つまり海馬には空間認知能力があるのです。トイレに行ったものの、元の場所に帰れないという、「重度の方向音痴」の傾向があるかたは、海馬が委縮して空間認知能力が衰えている可能性があります。それは認知症の危険信号かもしれません。
勉強に集中できる方法として、意外に「貧乏ゆすり」が有効だったりします。本文でご紹介しているように、体を動かすと脳波がシータ波になりやすいからです。じっと机にしがみついて、勉強する姿は一見すばらしいものですが、実はシータ波が発生しづらいのです。また、長時間ずっと同じ姿勢でいることは、筋肉を硬直させ、全身の血行を悪くします。でも勉強にのめりこむと、こういった状態はやむを得ないとも言えます。ですから、たまに立ち上がってストレッチしたり、腰や首を回すなど、簡単な体操を取り入れるだけで、勉強効率がぐっと増します。
勉強の集中に音楽を活用する人もいますが、これは人それぞれでしょう。クラシックやBGMで気分がリラックスして、勉強がはかどるなら、取り入れるべきです。しかし、なかには音楽が雑音に聞こえて、かえって集中力を妨げる場合もあります。そういったときは、音楽や曲を流さず、静かな環境で学習したほうがよいでしょう。ただ、さざ波の音や滝の音、小鳥のさえずり、風の音など「自然音」は、ないよりあったほうが、シータ波が発生しやすいといわれています。自然音は、だれにとっても有効な「勉強に集中できる音楽」なのです。都会では、車の走る音やクラクション、電車の音などなど、不快な雑音が多いものですが、こういった音が耳に入るとベータ波が出やすいので、どうしても気になる人は耳栓をするというのも、ひとつの手です。
どうしても勉強に集中できない、という人は、勉強以外のことを何とかしよう、としがちです。小学生で全く勉強に集中できない、という親御さんもいることでしょう。クラスがうるさいとか、いろいろな事情があるでしょう。子供の場合は、勉強机を買い与えたり、勉強部屋をつくるという環境を変えることにより、勉強のやる気、意欲が出やすいといえます。
しかし大人は、自分の意思で、集中力を出しましょう。それには、たとえ周りにカラオケの音などがしてうるさいとしても、とりあえず勉強を始めてみることです。作業興奮の原理によって、だんだん勉強内容のほうに注意が向くようになり、そういった音が気にならないほどの集中力になってきます。こういった現象は、心理学で「カクテルパーティ効果」と呼ばれています。選択的注意ともいいます。勉強に乗り気がしない、あるいは周囲がうるさいなど、いろいろな障害があるとは思います。理想はリラックスしてから、あるいは静かな環境を整えてから勉強に入ることができれば最高ですが、それを求めていると、いつまでたっても勉強に取り掛かれないという危険があります。その解決法は、やる気がなくてもいいので、周りがうるさくてもいいので、「とりあえず学習を始める」ことによって集中力が高まるのです。

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