記憶術のやり方と方法

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■どんどん覚えられる!暗記法の極意を身につけるには?
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記憶術のやり方は、どうやるの?

記憶術のやり方と方法について、具体的に見ていきたいと思います。
当サイトの別ページでは、随所で効果的な記憶法について解説しているので、重複する箇所があるかもしれません。

 

記憶術の技法は、いろいろな本やノウハウが出ているため、いったいどれにしたらいいのか迷ってしまうことと思います。ここでは、もちろん無料で、記憶の大原則と、簡単にできる記憶法をご紹介していきます。

 

記憶術のやり方と方法を考えるとき、外してはならないのは、人間の脳の特性です。つまり脳科学や大脳生理学の造詣が深いほど、効率的で有効な暗記術をマスターできます。人の脳の特性とは、以下のようなものです。

 

  • 人間は、基本的に忘れやすい(忘れることがデフォルト)
  • 生きていくうえで重要なものほど、記憶に残りやすい
  • 感情をともなった記憶ほど、頭に残りやすい
  • イメージや連想を活用すれば、記憶に残りやすい

 

つまり、左脳的に覚えようとするよりも、もっと人間の本源に根差した暗記術を知る必要があるのです。英単語や歴史の年号、条文などを、そのままの形で単純に記憶しようとすることは「丸暗記」にあたり、脳の特性を活用した覚え方とはいえません。

人間は基本的に忘れやすい

人の脳は、基本的に忘れやすいようにできています。
これが正常なのです。人は生活していると、いろいろなものが目に飛び込んできますし、耳という感覚器官からも、こちらの意思とは無関係に、いろいろな音・声が入ってきます。それらが、すべて寸分たがわず記憶されたとしたら、いくら140億個もある大脳の脳細胞であっても、いつかパンクしかねません。

 

また、生きていく過程では、嫌なことやつらいことに遭遇することがあります。
月日が経過しても、そういった記憶がまったく薄らいでいかないとしたら、いつまでたっても苦しく、悲しい状態がつづくことになります。それこそPTSDの患者さんのように、意思に反してフラッシュバックが襲ってくるという事態になってしまいます。

 

そこで、人間は基本的に忘れやすくできているというわけです。
このような仕組みになっているわけですから、受験勉強や資格試験の学習において、何かを記憶しようというときには、「この記憶は重要だよ」と脳に教える必要があります。ここに記憶術のやり方と方法が必要になってくるわけですね。

 

生存にかかわるような記憶は、忘れないものです。これには、あとでまた出てくる「扁桃体」がかかわっています。たとえば、あそこの山には熊が出没する・・・など。これを、すぐに忘れて、ふらーっと出かけてしまえば命にかかわってしまいます。しかし、通常の高校受験や大学受験、センター試験の勉強において、命にかかわるような状況とは、あまり遭遇しません。

 

もし、この原理を活用するなら、絶対合格しないといけない理由を作ることでしょう。東大・京大・慶大に合格しないと、将来が危ない。この国家資格に合格しなければ、自分は生活していけないという「背水の陣」をしけば、おのずと普段の記憶力も高まるのではないでしょうか。

 

 

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脳に重要なものと認識させるには?

記憶術のやり方や方法というと、写真記憶とか語呂合わせ、イメージ記憶法、連結法、場所法などなど、具体的な手法があります。しかし、ここでは原理に徹して解説していきたいと思います。

 

人間の脳というものは、基本的に忘れやすいというお話をしました。それは、目や耳という感覚器官は、こちらが望まなくても、無数の情報を脳に取り込んでいるからです。これを全部覚えていては、脳がまいってしまうので、不要なものは忘れるようにできているのです。

 

そこで、脳が重要なものと判断したものだけが、記憶として定着していくことになります。脳が重要と判断するときは、前項で解説した「生きていくうえで必要なもの」以外では、以下のような場面です。

 

  • 何度も繰り返されることは重要
  • 間違えたことは重要

 

反復とか復習が重要ということは、多くの記憶術でいわれていることです。
エビングハウスの忘却曲線が示すように、人が記憶したことは、20分後には42%が忘れられ、1時間後には56%、1日後には74%が記憶から消え去ってしまいます。この忘却の流れを、できるだけ阻止するためには、覚えた後に反復することがコツになってきます。記憶術のやり方や方法といっても、物事を覚えるには、この方法が王道になります。

 

たとえば英単語、歴史の年号や年表、人物名、元素記号などを覚えたつもりになっても、1時間後には半分以上を忘れてしまっているのです。そこで記憶したことは、1時間後にもう一度復習するようにします。学校の授業なら、授業が終わった後に、簡単でいいので頭の中で再現してみることです。もし時間がなければ、その日の最後に、今日学んだことを、もう一度、復習します。そして、翌日にもう一度、復習をすれば、合計で3回は反復したことになります。そのあとは1週間後、1か月後、3か月後に復習すれば、長期記憶として定着することでしょう。これこそが記憶術のやり方の秘訣です。

間違えると、脳は重要なものだと認識する

記憶術のやり方と方法のポイントとして、脳が重要なものと判断したものが、記憶に残ると説明してきました。王道の方法は反復することでした。生きていくことに根差した記憶は残りやすいのですが、その原理を、ふだんの受験勉強や資格試験の学習に応用することはむずかしいのです。そこで、単純に接する回数を増やす、つまり復習の回数を増やすことによって、脳に重要だと認識させるわけです。

 

反復以外の方法では、間違えたことは、脳は重要なものだと判断します。
一度間違えたことは、次こそは間違えないようにしよう、とするからですね。手続き記憶というものがあります。これは体で覚える記憶です。水泳や剣道、空手、サッカー、野球などのスポーツでは、大脳基底核や小脳に記憶がたくわえられています。

 

そのさい、間違えることによってLTD(長期抑圧)という現象がおこり、余計な神経回路をつぶしていくことによって、徐々に上達していくのです。間違えないようにしながら練習する人は、「間違えた動きをしてしまう神経回路」がつぶれていかないので、いつまでたってもスポーツや芸事が上達しないということに・・・。ほめられたいがために間違えないようにする人は、芸事は上達しないのです。

 

ただ、頭をつかった勉強に関しては、手続き記憶ではなく、意味記憶やエピソード記憶なので、これとは少し違います。小脳ではなく、記憶の司令塔である海馬がかかわっているからです。とはいっても、間違えることが記憶力をアップさせることには変わりありません。ただ記憶のシステム、メカニズムが手続き記憶とは違うのです。

 

英単語カードを見るときも、本気になって「予測」してみます。そして裏を見て、実際は違っていた。このときにフラグがたてられて、脳は重要なものと判断して、ただ裏を見ることを繰り返すよりも、記憶に残りやすくなります。このときのポイントは、本気になって予測する、ということ。だらだらとやっていたのでは、脳のほうにも「見抜かれて」しまいます。

 

間違えることが重要だからといって、わざと試験や模擬試験(模試)で、悪い点数をとるとか白紙で提出するという意味ではないので、そこははき違えないでくださいね。本番では、間違えてはいけません。でも普段の受験勉強や練習では、間違えたほうが暗記しやすいのです。重要なものだと、脳が認識するからです。これが記憶術のやり方と方法の極意のひとつです。

感情やイメージを記憶術に活用しよう!

冒頭では、人間というものは、もともと忘れっぽいものだと述べました。
そのための対策としては、繰り返したり、間違えたりすることがポイントになります。

 

この2つの方法は、王道中の王道の方法です。まずは短期記憶に知識を蓄え、反復していくうちに長期記憶のほうへと移し替えていく、根気のいる作業といえます。
しかし、記憶術のやり方や方法を探している人は、もしかしたら、もっと即効性のある、簡単な記憶法をお探しかもしれませんね。それが感情やイメージを活用した記憶術のやり方になります。

 

感情とは喜怒哀楽であり、それは脳の奥のほうにある扁桃体がつかさどっています。
感情をともなった記憶というのは、無味乾燥な英単語や年号よりも、記憶として残りやすいということは、みなさんも経験があると思います。もちろん、勉強しているときに怒れとか言うわけではありません。

 

たとえば日本史や世界史を学ぶときには、事件の概要を理解して、まさにその場面に落ち合わせているような臨場感を感じてみるということです。もちろん想像でかまいません。英語を学ぶときも、無味乾燥な英単語と、その意味を反復するだけではなく、英文の物語に入り込むわけです。そのときには、感情をつかさどる扁桃体が活動しています。扁桃体が活発になれば、記憶の司令塔である海馬で、LTP(長期増強)が発生します。このときはシータ波が出ているので、記憶力は普段よりもアップしているのです。

 

つまり物語の流れのなかであれば、個々の年号や英単語といった事項は、しぜんに吸収されていくわけですね。これこそが最高の記憶術のやり方と方法ともいえます。この方法で、さらに反復していけば鬼に金棒ではないでしょうか。

 

イメージする記憶法は、たとえば語呂合わせや連想、連結法などがあります。
イメージや想像をしているときは、右脳がおもに使われています。右脳が驚異的に発達しているサヴァン症候群の人たちが、一度見たもの聞いたものを記憶してしまうことからわかるように、イメージをつかった記憶術のやり方には、無限の可能性があります。

 

ですからイメージに置き換えられるものは、できるだけイメージ化する。もし、それができないような場合は、音読したり、できるだけ繰り返すようにする。これがポイントです。古代ギリシャ時代の記憶法として、「建築的記憶術」というものがあります。これは記憶したいものを、建築物の特定の場所をフックにして、覚えていくというものです。世界記憶術選手権などに出るようなプロの人たちも、この場所記憶法を活用していますし、自分の体をフックとすることもあります。

 

感情の元である扁桃体が活発なときは、イメージをつかさどる右脳も活発になっています。
感情やイメージを存分に活用した勉強法、間違えるという学習法、何度も繰りかえすという反復、これらを組み合わせながら効率的に勉強していきましょう!

 


 

■効率的な勉強法を身につける方法とは?
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編集後記

記憶術のやり方や方法には、じつにさまざまな手法・テクニックがあります。たとえば、ざっと挙げてみると、川村明宏氏のジニアス記憶術、ユダヤ式、 宮口式、当サイトでもご紹介している藤本憲幸氏の記憶術。さらには、ゴルゴ式、マインドマップを活用したもの、ワタナベ式、写真的記憶術、武田式、新・原口式などなど。書店行けば、これこそが記憶術だ!といわんばかりのタイトルが踊っています。いったい、どの記憶術の本を選んだらいいのか、困ってしまいますよね。
そのほかにも、東京カルチャーセンターでは記憶術講座なるものが開講されていますし、記憶術の教材や通信講座、通信教育は目白押しです。英単語連想記憶術といった面白そうなものもあれば、寝る間1分という方法もあります。ペグワード式、つがわ式、茂木健一郎氏も記憶について触れています。でも、だいたい脳科学者といわれるような人たちの見解は、当サイトと同じように、脳の原理・原則にのっとっているものです。内藤誼人氏の脳内心理を活用した方法などもあり、観ている分には面白いのですが、実際にセンター試験や資格試験、大学院の院試、公務員試験、国家試験、英検、TOEIC(トイック)、TOEFL(トーフル)などを控えている人にとっては、迷うだけですね。
いろいろな記憶術の口コミもありますが、なかには業者がサクラをつかっていることもあるので注意が必要です。記憶といっても真新しいことではなく、脳の原則からは離れられないものですから、当サイトで述べたようなことが基本となります。そこにアレンジを加えたり、いろいろ組み合わせたりして、さまざまな種類の記憶術のやり方や方法が存在するのでしょう。
簡単な記憶術を知っておけば、とくに訓練やトレーニングをしなくても、初心者でもすぐに高校入試や大学入試に活用できます。一夜漬けや徹夜にも活用はできますが、反復していないので、そのあとすぐに忘れてしまいます。記憶は海馬から、側頭葉などの長期記憶に移し替えられてこそ、本当の記憶といえるからです。脳の奥深くに埋もれてしまってアウトプットできない記憶や、いずれ海馬から消去されてしまうようなものでは仕方ありません。記憶するときは、すぐに引き出しやすいようにするために、いろいろなことと関連づけてシナプスを多くして、豊富な神経ネットワークにしておくことも大切です。記銘、保持、想起(再生)、再固定化というように、短期記憶→長期記憶→思い出すという一連の流れがあってこそ、実用性があるというものです。
エピソード記憶として覚えると、顕在記憶なので、すぐに思い出すことができます。丸暗記のいけないところは、意味記憶なので、きっかけがないと思い出しにくいという点です。10歳(小学校6年生)くらいまでは、臨界期という観点からいって、意味記憶を主体とした丸暗記の記憶術のやり方や方法は有効です。ですから、算数の九九や漢字の書き取りが意味をなすのです。しかし中学生以降になると、エピソード記憶の臨界期となるので、イメージをつかった右脳記憶法、勉強法こそが、記憶に定着しやすい方法といえます。時期に応じて最適な記憶法、学習方法があるということです。

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